置かれている状況に満足していないと、ついつい他責思考になってしまう経験はありませんか?今回は、そのような思考から根本的に卒業できちゃう方法をお伝えしていきます!
みなさんもこのような経験はありませんか?
the 他責思考
多くの会社員が抱える悩みのひとつが、「自分はこの仕事に向いていないのではないか」「やりがいを感じられない」というものです。
このような状況にあると、人はついつい自分以外に矢印を向けてしまいがちです。
「会社が儲けるために、こういう仕事をさせられている」
「上司が理不尽なことを言ってくるから、仕事に集中できない」
「採用時と言ってることが違う!騙された!」
など、自分以外にその原因を求めてしまうのです。
実際、本当に会社や上司、同僚が悪いのかもしれません。また、自分自身がコントロールできない状況や制約などもありえます。しかし、そうだとしても他者のせいにしていては、問題は決して解決しません。
これを他責思考と言います。
厳しいですが、
「今その状況を選択しているのは、紛れもなく自分だ」
と言えるかどうかです。
これ無くしては事態の改善は進みません。
会社や上司は変えることはできなくても、自分自身は変わることはできる!
この自責思考をぜひ持っていきましょう。
では、具体的にどうすれば良いでしょうか?
おすすめの方法を3つお伝えしていきましょう。
他責思考を自責思考に変える3つの方法
①目の前の仕事にコミットする
まずは、これです。
しのごの言わず目の前の仕事にコミットしちゃいましょう。
「それができないから困ってるんだ!」という声が聞こえてきそうですが、、、(汗)
それでもまずは、自分の手でコントロールできる部分にだけ集中しましょう。
もはや自分にコントロールできることなどない!!!
ということであれば、次の一手がオススメです。
②コーチングを受ける
コーチングは、自己実現のためのプロセスであり、自分自身が持つ能力や資質を引き出すことによって、自分自身のやりたいことを実現するための手助けするものです。
もし、仕事において自分のコントロールできるところがないのであれば、コーチングを受けることを強くおすすめします。
そして、自分自身がいったい何をしたいのか?
どのような人生を送りたいのか?
本当に大切にしたいことは何か?
それらゴールや価値観を明確にすることで、今の仕事の見えた方、捉え方が変わってくるはずです。
ゴールや大事な価値観が分かれば、そのために必要なスキルや知識を総動員し、行動計画を立て、歩き出すことができます。
また、自分自身が抱える問題や悩みに対しても、客観的に捉えることができます。自分に問題の原因があることを認めることで、他責思考では思いつかなかった問題解決のためのアクションを起こすことができるようになります。
会社や組織、チームのせいにして、自分自身が何も変えることができないと感じている方は、ぜひコーチングを受けてみてください。やりたいことに本気で取り組むことができるようになり、仕事に対するやりがいや成果が得られるようになるかもしれません。
③コーチになる
最後の選択肢は、ずばりコーチになることです。
コーチは、クライアントが自分で答えを見つけられるよう、質問やアドバイスを与えることでサポートする役割を持っています。そしてクライアントへは、常に「あなたはどうしたいか?」を問い続けます。
「上司や同僚のせいで、うまくいっていないんです」
という他責思考に対して、
「うまくいっていたら、どんな世界がある?」
「理想はどのようなもの?」
「そのために、あなたは何をしたい?」
といった具合に問いを渡していくのがコーチです。
お分かりの通り、コーチの問いによってクライアントは他責思考にとどまることができません。
つまり、
クライアントの問題解決のプロセスを伴走するコーチは、自責思考で物事を考え続けさせてくれる貴重な存在なのです。
そんなコーチにあなたがなってしまえば、否が応でも自責思考が身についてしまうわけです。
いかがでしょうか。
「やりたいことが分からない」「自分に自信がない」といった悩みから、ついつい組織やチームのせいにしてしまう他責思考の実態は、会社員あるあるなのかもしれません。
そこに居続けるのもあなたの自由。
仕事にコミットするのもあなたの自由。
コーチングを受けること、コーチを目指すこともすべてあなた次第です。
コーチになることで、自分自身が変わるプロセスを学び、他者思考から抜け出した自分としては、他責思考を見直したい人にコーチ・コーチングを心からおすすめします。
そしてコーチの世界を一緒に楽しみましょう!