コーチングビジネス

可能性だらけのコーチングを単なるコミュニーケーションスキルで終わらせたら勿体ないぞ!という話。

コーチングに興味を持ち、コーチとしてのキャリアを真剣に考えている人に向けて書きました。コーチングの魅力やコーチとしての強みや資質についても触れています。ぜひ読んで、コーチングの世界への第一歩を踏み出してみてください!

あけみさん
あけみさん
コーチングって単なるコミュニケーションスキルに留まらない気がするんですが…。

なおき
なおき
おっ!良い問いですね。何かあったんですか?

あけみさん
あけみさん
先日「コーチング」を社内で学ぶ機会があって、素直にコミュニケーションスキルとして有益だと思いました。でも『他者の目標達成を支援する技術』って、もっと可能性があるんじゃないかと思っちゃって…。

なおき
なおき
なるほど。コーチングに魅力を感じちゃったようですね。

あけみさん
あけみさん
はい。でも、可能性は感じますが、まだ漠然としていて…

なおき
なおき
わかりました。ではコーチングの魅力に迫っていきましょう!

というわけで、

今日は、コーチングの魅力と可能性に魅了されたけど、もう少し現実的に考えたい慎重派のあなたのために、スキルとは異なる視点からコーチングの魅力をお伝えします!

人の支援ができる『ひとりビジネス』一覧

コーチングは、基本的には1対1で行う対人支援のビジネスです。そのため、自分ひとりですぐに始めることができます。でもその前に、人の支援ができるひとりビジネスにどんなものがあるか、視野を広げるためにもみておきましょう。

  1. コーチング・カウンセリングサービス 
  2. オンラインチューター
  3. パーソナルトレーナー
  4. フリーランスライター、ブロガー
  5. ホームケアサービス
  6. イベントプランナー
  7. デザイナー
  8. コンサルタント

ざっと上げただけでもかなり数がありますね。コーチング以外にも興味をもった人もいるかもしれません。

対人支援ビジネスの中でもコーチングはイチオシ!

さて、上に挙げたいわゆる「対人支援業」、どれも人の役に立つお仕事です。また自分に合った仕事をすることが成功とすれば、それぞれの仕事に優劣などはありません。

とはいえ、今回は「コーチング」に可能性を感じている人の背中を推すのが目的です。なぜコーチングが魅力的なのか、そのポイントに迫っていきましょう。

①需要が高い

今の社会では、自己啓発や成長に関するニーズが高まっています。それに伴い、コーチングに対する需要も高まっています。私がコーチングを学んだ時から考えると、コーチングは市民権を得たようにも感じます。昨今では、コーチングスキルが求められる「1on1」を導入する企業も増えてきており、今後もコーチ、コーチングスキルを活かすビジネスシーンは広がっていくでしょう。

また、新型コロナウイルスの影響で、自己成長やキャリアアップに関心を持つ人が増えています。このため、コーチングを提供することで、需要が高い市場でビジネスを展開することができます。

②すぐに始められる

コーチングは、特定のライセンスや資格が必要なわけではありません。コーチングスクールの認定資格はありますが、資格を取得したからうまくいく保証もありません。ある程度のスキルと経験を持っていれば、無資格でもすぐに始めることができちゃいます。始めるために、持ち出す費用もほぼないため、経済的リスクもありません。また、自分自身が成功してきた経験、失敗経験すらも活かして、クライアントの成長を支援することができます。

③定期的な収入源をつくりやすい

コーチングは、一度クライアントと契約を結べば、定期的にセッションを提供することで収入を得ることができます。定期的な収入源を得やすいビジネスモデルです。

クライアントとの信頼関係を築くことが前提なので、必然的にクライアントと長期的な関係につなげやすいのもビジネスとして優秀です。

④オンラインでの提供が可能

コロナ禍で、オンラインが当たり前になりました。コーチングもオンラインでの提供が可能なため、地域にとらわれずにクライアントを獲得することができます。私自身も地方移住をしてますし、セッションは基本オンラインで行っています。場所の制約がなく働けるのも魅力のひとつですね。

また、クライアントにとっても、オンラインでのコーチングは、時間と費用の節約につながるため今後も需要は広がっていくと思われます。

⑤自分自身の成長につながる

コーチングは、クライアントの目標達成や課題解決を目的に行うものですが、その過程でクライアントの成果や成長を垣間見ることできます。その姿は、コーチ自身の成長を促すきっかけや気づきにも影響します。

特に自分自身が何者かになりたいけど、何をしていいか分からない、と停滞感や焦りを感じている人には、「成長」をキーにコーチを目指してみるのがオススメです。やりたいことがないなら、やりたい人を支援しながら、見つかればいいし、それ自体がやりたいことになるかもしれませんよ!

でも、自分がコーチになれるのか?そんな疑問や不安は当然です。どんな人がコーチに向いているのか、もお伝えしていきます。

コーチに向いている人の強み

先に挙げた『ひとりビジネス』の一覧、あれもこれも手を出すよりは、自分の強みを活かして、そこに集中できることに越したことはありません。では、コーチに向いている人の強みとは何かを考えていきましょう。

(1) 人の話を聴くのが好き、苦にならない

コーチはクライアントの話をよく聴くことが求められます。いわゆる「傾聴」のスキルです。クライアントの発言から、問題点や課題を把握し、適切なアドバイスを提供すること、これが好き!って人は確実にコーチに向いています。

(2) 相手の気持ちや立場を自然と考えられる

コーチはクライアントの気持ちや立場になって考えることが求められます。クライアントの感情に共感し、理解することで、クライアントとの信頼関係を築いていきます。

他者がどのように感じているかを気にし過ぎる人ほど、そのセンサーが研ぎ澄まされているため、コーチの資質十分です。

(3) 学習意欲が高い

どのビジネス、仕事にも「学習欲」を備えているにこしたことはありませんが、コーチはクライアントを導いていくサポート力を向上するため、常に新しい知識やスキルを吸収していく必要があります。

新しいアプローチやメソッドを試し、効果的なコーチング手法を研究するにも「学習欲」を備えている人は、それ自体を楽しむことができます。

私がコーチとしてスタートした頃、クライアントに自分のセッションがまだまだ未熟だと伝えた時に、いただいたフィードバックがあります。

「自分のセッションが完璧だと思っている人からはコーチングを受けたくないですね。常に自己改善を目指している人に、私は信頼を寄せますよ。」

この言葉は私を大いに励まし、常に向上心を持ち続けることの重要性を教えてくれました。

(4) 内向的な人

最後の資質は、私自身の傾向とも言えます(笑)

実は(1)〜(3)の強みは、内向的人間の特徴である「聴く力、感受性の高さ、深い思考力」です。内向的な方は、大勢の前で話すことや自信を持つことに苦手意識を持つことがありますが、人の役に立ちたいという気持ちを持っている方も多くいるのではないでしょうか。

そんな方にこそ、コーチングが最適なビジネスモデルと言えます。なぜなら、コーチングセッションは1対1の前提で行われるため、集中力を持続しやすく、自分自身のエネルギーを注ぎやすいからです。

いかがでしょうか、ご自身の強みと一致するものはありましたでしょうか。

強みとは?

自然とできていることです。それゆえに、自分ではなかなか認識できないもの。

よく人から褒められることで、自分は当たり前じゃん、と思っていることが強みです。思い付かない、ピントこない人は、この機会にぜひ同僚や友人に「私の強みって何?」と聞いてみることをオススメします。

さいごに

コーチングは、クライアントの自己実現や目標達成に向けた支援ができる素晴らしい職業です。コーチングの技術を身につけることで、多くの人を助けることができます。自分自身も成長できるコーチングは、自己啓発や成長を望む人にとって強くおすすめできます。

コーチングにスキル以上の可能性、魅力を感じちゃった人、ようこそコーチの世界へ!

一緒にコーチとして活躍する未来を描いていきましょう。

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